※デフォシムの過去を捏造しています。※
※デフォシムに喋らせています※
以上、苦手な方は閲覧ご注意ください。
前回クレーター研究所へ再び潜入し調査した恵那と宗一郎。
新たな情報を得ることは出来なかったため、研究所内にあったドアを開く方法を探すことにしました。
ドアを開けるにはカードキーが必要なようです。
そしてそのカードキーの入手先について、恵那には1つアテがある模様。
恵那「こんにちは、お土産屋さん。」
エルウィン「お、また来てくれたんだね、都市伝説フリークさん。えっと、名前は…」
恵那「恵那って言うの。この近所に引っ越してきたんだ。」
エルウィン「そうだったんだ。それで、今日も何か買ってくれるの?」
恵那「うーん、それはお土産屋さん次第かなぁ。」
エルウィン「また何か聞きたいことでもあるわけ?」
恵那「話が早いね。」
恵那「この間、クレーターの研究所について調べてるって言ってたよね。実はここだけの話なんだけど…私、あそこの研究所に行ってきたんだよね。」
エルウィン「まじ!?」
恵那「うん、私の中のオカルト魂がうずいちゃって。」
エルウィン「すげぇや。君、見かけによらず本物だね。で、どうだった?」
恵那「特に変わったところはなかったかな。普通の廃屋って感じ。」
エルウィン「まぁそうなんだよね。一見使われなくなった研究所が放置されているだけのように見える。」
恵那「うん、そうなの…。」
恵那「…ん?」
恵那「その言い方…もしかして、お土産屋さんもクレーター研究所に行ったことあるの?」
エルウィン「ふふふ、当たり前じゃないか。むしろ週1で行ってるよ。」
恵那「(…まじ?遭遇しなくてよかった。)」
恵那「じゃあさ、あのドアのことについても知ってるよね?」
エルウィン「…さすが都市伝説フリーク。目の付け所が違うね。あのドアに注目するとは。」
恵那「あのドアの向こう、どうなってるのかな?何か先に部屋が続いてそうで気になってるんだよね。でも…」
エルウィン「カードキーがないとドアが開かない…でしょ?」
恵那「うん」
恵那「カードキーについて、お土産屋さんなら何か知ってるんじゃないかって思ったんだよね。」
エルウィン「僕のこと高く買ってくれてるんだ。」
恵那「もちろん。この町で一番都市伝説に詳しいでしょ?」
エルウィン「ふふふ、そりゃそうだよ。」
エルウィン「よし、君のオカルト魂と調査能力気に入った!カードキーについて特別な情報を教えてあげよう。」
恵那「本当に!?」
エルウィン「この町にいる科学者か軍の士官に聞いてごらん。彼らに認められればカードキーを譲ってくれるそうだよ。」
恵那「…え、科学者か軍人に?」
エルウィン「そう。ただ認めてもらうには、調査レポートをまとめて提出しないといけないらしい。」
恵那「レポートって…それ本当?」
エルウィン「本当に決まってるでしょ!」
恵那「・・・・・・・・・」
恵那「…そうなんだ。分かった。ちょっと考えてみる。」
エルウィン「まぁ無理そうだったらまた来てよ。」
恵那「うん、ありがとう。」
恵那「(…科学者か軍の士官に調査レポートを渡して認められたらカードキーを譲ってくれるってこと…?)」
恵那「(科学者や軍関係者に接触するのはどうなんだろう…)」
町の科学者か軍関係者にStrangerVilleの謎に関する証拠を集めた調査レポートを渡すと、カードキーを譲って貰えるかもしれないという話をお土産屋さんから聞いた恵那。
ただ、潜入捜査している身としては科学者たちに直接関わるのは微妙なところ。
そこで、ある人物に相談することにしました。
その日の夕方
恵那「…ということなの。」
ディラン「なるほどね。カードキーの入手先の候補が、軍か科学者っていうわけか。」
恵那「…うん」
恵那「ジェスさんって、軍に勤めてるんだよね?だからジェスさんにカードキーのこと頼めないかなって思って。」
ディラン「…ごめん。それは無理だと思う。」
恵那「そ、そっか…。じゃあ、別のシムに当たるしかないのかな。」
ディラン「いや…科学者も軍関係者にも接触しない方がいいと思う。」
恵那「やっぱり?私たちがコソコソ調べてることがバレるのはよくないかなって思ってたの。でも、そうなるとどうすれば…」
ディラン「というかさ、その話を聞いたお土産屋。店主にもう一度聞いてみるのはどう?」
恵那「え、どういうこと?。」
ディラン「噂なんだけど、あそこの店主がカードキーを持っているらしい。」
恵那「え!?そうなの?」
ディラン「噂だけどね。彼はかなりこの町の都市伝説について調査しているみたいなんだ。まぁ内容については明かしてくれないらしいんだけど。だからカードキーを持ってるとか、そういう噂が立つのかもしれないね。」
恵那「でも、その噂が本当なら…」
ディラン「科学者や軍関係者に聞くよりも安全なんじゃないかな。」
恵那「ディラン君、ありがとう!明日もう一度お土産屋さんに聞いてみる!」
ディラン「うん、まずはそうしてみた方がいいと思う。」
ディラン「…それに…」
ディラン「…城崎には、あんまり危険なことをしてほしくない。」
恵那「…え?」
ディラン「…なんだか無茶しそうだし。科学者や軍関係者に目をつけられたらまずいだろ。」
恵那「…ディラン君…」
恵那「…本当変わらないよね。」
ディラン「なにが?」
恵那「ディラン君の優しいところ。昔から私のこと心配してくれてた。」
ディラン「そ、そうだったっけ?」
恵那「そうだったよ。この間も、研究所に潜入して大丈夫だったかって気にかけてくれた。」
恵那「ありがとう」
ディラン「あらたまってどうしたんだよ。」
恵那「ふふ、お礼ぐらい言わせて。」
ディラン「城崎も変わらないよな。」
恵那「そう?」
ディラン「うん。そうやって、俺のちょっとしたことでいつもありがとうって言ってくれてた。そんな風に見てくれてたの、嬉しかったんだよな。」
恵那「そうだったんだ…」
ディラン「・・・・・・・・・・」
恵那「・・・・・・・・・」
ディラン「…そ、それじゃ、そろそろ帰るわ。」
恵那「う、うん!また何かあったら連絡して!」
ディラン「お、おう」
次回に続きます
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