※デフォシムの過去を捏造しています。※
※デフォシムに喋らせています※
苦手な方は閲覧ご注意ください。
前回、恵那と宗一郎はクレーターの研究所に潜入。謎のドアを発見しました。
そしてその後ディランと会い研究所について報告。その時ディランさんは、何やら恵那のことを気にかけている様子。
クレーター研究所で調査したものの、研究所と奇病に関係があるという証拠を集めることが出来ませんでした。
もう少し調査を進めて証拠となりそうな資料や物品を収集することに。
ということで今日は、StrangerVilleにある図書館に行ってみようかと思います。
図書館でこの町に関する本を調べて、何か新しい情報を得られないかというところです。
恵那「（…ここがStrangerVilleアーカイブ。普通の町の図書館だけど、奇病や研究所に関する資料があるかもしれない。目ぼしい本を片っ端から読んでみよう。）」
数時間後
恵那「・・・・・・・・」
恵那「（…新しい情報になりそうな本はない…。というか、StrangerVilleに関する都市伝説の本ばっかり。全部オカルトチックで現実味がないんだよね…。）」
恵那「（やっぱり町の図書館には確証をつくような本はないか…）」
StarangerVilleアーカイブで本を探してみましたが、特に新しい情報を得ることは出来ませんでした。
そろそろ帰ろうかとした、その時
恵那「・・・！」
恵那「（うそ…！ディラン君！？）」
たまたまディランさんも図書館に来ていたようです…！
なんという偶然！
（本当はプレイヤーが呼んだ）
恵那「（え、ど、どうしよう…！声かけるべき…！？でも、元カレに声かけるなんて…でも、でも、それを知ってるのは私達だけ。周りの人からしたら、ご近所さんなのに無視しておかしくない？って思われる？でもでもでも、ディラン君からしたら私に話しかけられるなんて困っちゃうかも…！でもでもでもでも…）」
ディラン「…あれ、臼井さん？」
恵那「…あ！え、あ！ディ、ディランさん、ぐ、偶然ですね…！」
ディラン「本当にね。本を借りに来たの？」
恵那「う、うん。そんなところ。でも、もう帰ろうかなって思って。」
恵那「それじゃ…」
ディラン「待って！」
恵那「はい！？」
ディラン「ちょうど僕も帰ろうと思ってたんだ。途中まで一緒に行こう。」
恵那「…！」
恵那「う、うん！」
ディラン「…帰るって言ったのに、ごめんね。引き留めて。」
恵那「ううん、いいよ。」
ディラン「…旦那さんは？」
恵那「えと、まだ仕事。だから大丈夫。」
ディラン「…そう。じゃあ、ちょっと話していこうか。」
ディラン「研究所、大丈夫だった？」
恵那「大丈夫って？」
ディラン「多少荒らされてたって言ってたでしょ。」
恵那「うん、大丈夫だったよ。言うほど危険な場所には見えなかったし。」
ディラン「そう。」
ディラン「まさか城崎も一緒に行くと思ってなかったから。」
恵那「ああ、そうだよね。」
ディラン「怪我とかなかったならいいんだ。」
恵那「（…え、ディラン君。）」
恵那「（もしかして、私のこと心配してくれてるの？）」
恵那「・・・・・・・・・」
恵那「ありがとう」
ディラン「なに？突然。」
恵那「心配してくれたんでしょ？」
ディラン「ま、まぁ、そりゃね…僕が教えた情報で、城崎に何かあったらと思うと。」
恵那「ディラン君…」
ディラン「城崎って運動苦手だっただろ？物とか崩れても、とっさの反応鈍そうじゃん。」
恵那「なにそれ！確かに運動神経がいいとは言えないけど！」
ディラン「だろ？昔からどんくさいところあるもんな。」
恵那「大人になってちょっとはマシになったよ！」
ディラン「本当か？」
恵那「ほ、本当だよ！最近はちょっと運動したりしてるんだから…！」
ディラン「えらいえらい。」
恵那「…もう！ちょっとバカにしてるでしょ。」
ディラン「してないよ。半信半疑なだけ。」
恵那「…む…。」
ディラン「…それじゃ、そろそろ帰るね。夕飯の支度しないと」
恵那「…うん。」
ディラン「また何か分かったらすぐに連絡するよ。」
恵那「ありがとう。」
恵那「・・・・・・・・・」
恵那「（…ディラン君、優しいところ全然昔と変わってないな。）」
恵那「（…私のこと、考えてくれてたんだ。）」
その日の夜、クレーター研究所へ
なかなか情報を集められない恵那と宗一郎。
再びクレーターの研究所に足を運びました
前回来た時にはプログラミングスキルが足りなくて触れなかったPC。
恵那のプログラミングスキルを4まで上げたので解析できるようになりました。
何か証拠となるようなデータがないか探してみましょう。
その間、宗一郎の方は研究所内をくまなく調査しています。
宗一郎「・・・ん？」
研究所の外で何かを発見しました。
宗一郎「…なんだ、この植物は？」
数時間後
恵那「もう日が上がりましたよ。そろそろ帰らないと。」
宗一郎「その前にこれを見てくれ。」
恵那「…なんですか、これは…。植物？」
宗一郎「お前も見たことないのか？」
恵那「はい。こんな植物、私は知りません。」
宗一郎「この敷地内のいたるところに生えているみたいなんだ。」
恵那「そうなんですか？なんでこの研究所だけに…。」
宗一郎「分からない。とにかく写真だけ撮っておいたから。そろそろ家に戻ろう。」
自宅
宗一郎「恵那の方はどうだった？何か新しい情報は見つかったか。」
恵那「残念ながら。でも調べていくうちに分かったことはあります。」
宗一郎「なんだ？」
恵那「今私たちが潜入できる研究所内の部屋には、新しい情報はないってことです。」
宗一郎「…つまり？」
恵那「つまり、あそこのドアを開けるしかないんですよ。新しい情報を得るには。」
宗一郎「…やはりそういうことになるか。」
恵那「なので、どうにかしてあのドアを開ける方法を考えましょう。」
宗一郎「あのドアは無理やりこじ開けられないと言っていたが…。」
恵那「はい、カードキーがないと開けるのは難しいかと思います。」
宗一郎「だが、カードキーがあれば開く可能性はあると。」
恵那「そういうことです。」
宗一郎「じゃあ、カードキーを入手する手段について考えるか。」
恵那「それなら私に心当たりがあります。」
宗一郎「心当たり？」
恵那「ふふ、まかせておいてください。」
2度目の研究所潜入で、調査が行き詰った二人。
研究所内の巨大なドアを開くためにカードキーを入手しようとすることにしたようです。
そして恵那にはカードキーの入手先に何かアテがある様子。
ということで次回に続きます
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