【私はストレンジャー#17】都市伝説のクレーター研究所

2021/07/15

私はストレンジャー

t f B! P L
※デフォシムの過去を捏造しています。苦手な方は閲覧ご注意ください。※


前回、ディラン君の家に単身乗り込んだ恵那。
久々の二人っきりの時間にドキドキするも、ディラン君の様子がどこかおかしい。

ディラン君に言われた「誰に話を聞かれているか分からない」という言葉について考えていると、本人から連絡が。なんと今から家に遊びに来たいとのこと…!

そして秒でOKを押したプレイヤーというお話でした。



ということでさっそくディラン君ご訪問!


き、きましたわよ~~~~!!!
ディラン様…!

うわぁぁぁ…なんかいけないことしてる気分…!
いやいやいや、一応断っておきますが手を出すつもりは一切ありません!

ありませんけど!

めちゃくちゃドキドキしています…!


今宗一郎は仕事に出ていて家にいませんから…!
ディラン君との二人っきりでの時間を再び楽しめるというわけです!


と思ってたら、このタイミングで宗一郎さんご帰宅!


き さ ま


なんでディラン君が訪ねてきた瞬間帰ってくる…!?



はぁ…
ディラン君と恵那のドキドキ二人っきりタイムが…


仕方ないので3人で話しましょう…

恵那とディラン君のドキドキ会話を楽しめないのは残念だけど仕方ない。
頭と心を切り替えて、ディラン君が何故家に来たのか聞いてみようか。



宗一郎「ディランさん、今日はどうしたんですか?」
ディラン「あ、ああ、ちょっとお話したいなって思って…。」
宗一郎「いいですね、夕飯食べていきます?」
ディラン「いえお気になさらず。少し話したら帰りますから。」



ディラン「…ちょっとお聞きしたいんですが、臼井さんのお宅には、僕ら以外のシムが訪問したことはありますか?」

恵那「(ディラン君、また同じこと気にしてる…)」

宗一郎「いえ。ディランさんとジェスさんだけですよ。まだ知り合いも少ないですし。」

ディラン「…そうですか…。」



ディラン「・・・・・・・・・」


ディラン「変なこと言っているように聞こえるかもしれないけど、今後誰かが訪ねて来ても家の中には入れない方がいい。」

恵那「…え?なにそれ…どういうこと…?」


ディラン「…今は言えない…でも、出来れば僕の言うとおりにしてほしい。」

宗一郎「…分かりました。なんだか深刻な事情がありそうですね。」



ディラン「…その代わりに、お二人が気にしている町民の様子について話をするよ。」

恵那「ほ、本当に…!?」

ディラン「ああ…でも、ここだけの話にしておいてほしいんだ。」

宗一郎「…分かりました。」



ディラン「君たちの言う通り、この町の一部の住民の様子がおかしいんだ。目が虚ろで足や手をクネクネさせて虚言を吐きながら町を徘徊している…僕もこの町に引っ越してきてから、どうにもそんな様子を見ることが多くて気になっていたんだ。まるで病気だと。」


ディラン「…でも何か探ろうとすると、いつも話を誤魔化されてしまう。町民は、この病気を隠そうとしているようなんだ。」


恵那「(…ディラン君も気が付いていたんだ。それに町民が隠そうとしていることも。)」



ディラン「この病気が流行り出したのも、町長が町に研究所を誘致してかららしい。だから僕は、その研究所に何か秘密があるんじゃないかって思っている。」

宗一郎「研究所…StrangerVille研究所のことですよね?町中にそこの研究者も大勢いる。彼らが病気と関係があると?」


ディラン「…いや…。確かにStrangerVille研究所も町長が誘致した研究所の一つ。でも、研究所はもう一つあるんです。


恵那「…もう一つ?」



ディラン「クレーターの中にある研究所。知ってるかな?StrangerVilleの都市伝説にもなっている研究所だよ。」

恵那「え、でもそれって、ただの都市伝説なんじゃ…。」


ディラン「…いや、実在している。今は廃屋となっているけれど、建物だけ残っているんだ。」


恵那「(…うそ、ただの噂話じゃなかったんだ。)」
宗一郎「・・・・・・・・・」


ディラン「…今は話せないけど、この病気はそこの研究所が大きく関わっていることは確実なんだ。」

恵那「…確実?(なんで言い切れるんだろう…)」



ディラン「…僕から話せることはこれだけ。病気のことが気になったからその研究所に行ってみようかと思ったんだけど、妻に止められてしまって。」

ディラン「…でも、どうしても気になるんだ。この病気のことが…。」

ディラン「だから僕の知っている情報を君たちに共有しようと思ってね。もし君達も病気のことが気になるなら、その研究所を調べてみてもいいかもしれない。」



宗一郎「…そういうことでしたか。町民に聞いても、毎回はぐらかされていたので助かります。」
恵那「…ありがとう…、ディランさん。」

ディラン「クレーターの研究所の場所はメッセージで送るよ。あとで確認して。」



ディラン「それじゃ、今日はもう帰るよ。何かあったら呼んでほしい。力になりたいからね。」



そう言うとディラン君は足早に帰っていきました。




宗一郎「おい!聞いたか、恵那!クレーターにある研究所!」

恵那「一緒に話を聞いたじゃないですか。…というか、私、その話宗一郎さんにしましたよね?噂話だって言われましたけど。」

宗一郎「そりゃあの時点では信じられる要素がなかっただろ。」



宗一郎「…でも本当にあるみたいだな、研究所。しかもそこと奇病は関係があるらしい。」
恵那「…そうみたいですね…。」


宗一郎「よし、明日の夜、クレーターの研究所に行こう。」
恵那「分かりました。そこに行けば何かあるかもしれませんもんね。行ってみましょう。」


ということで、ディランさんからクレーターの研究所と奇病が関係あることを聞いた恵那と宗一郎。
次の日の夜、調査のためクレーターの研究所に潜入することになりました。

それでは次回に続きます


ちょっとしたお知らせ

次回7月17日(土)投稿は「推しシム学生寮」になります。
投稿時間を普段は18時としていましたが、次回に限り22時に投稿する予定です。
もしよろしければまた遊びに来ていただけると嬉しいです。


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