※デフォシムの過去を捏造しています。苦手な方は閲覧ご注意ください。※
【これまでのあらすじ】
科学者の恵那は、秘密諜報組織S.I.M.Sの捜査官・間宮とともにStrangerVilleに蔓延する奇病を調査するため、偽装夫婦として町に潜入。
町では、臼井恵奈、臼井宗一郎という偽名を使い、まずは町民から奇病に関する情報を聞き出すことにした。
しかし引っ越しの当日、恵那の元カレであるディラン・シグワースと再会。
恵那はディランのことをずっと引きずっていたため動揺するが、なんとディランにはすでに妻がいたのであった…
そして前回、町で聞き込みをした恵那はクレーターの中にある研究所の都市伝説の噂を手に入れました。しかしそれ以外に有力な情報を得ることが出来ていません。
そこで翌日の日曜日。
宗一郎と共にシグワース家を訪ねて、ディランとジェスから奇病に関する話を聞き出すことにしました。
シグワース家
恵那「（…宗一郎さん。今日はよろしく頼みますよ。一緒にディランさん達から話を聞き出しましょう。）」
恵那「（…ん？）」
恵那「（……なんでそんなしょんぼりしてるの、宗一郎さん…）」
恵那との間に親愛のメモリーを持っている宗一郎は、恵那が不快になっていたため「伝わる悲しみ」という悲しみムードを取ってしまっていました。
恵那が辛い思いをしているので自分も悲しくなってしまったようです。
なにかわいいところをアピールしているのでしょうか。
キャラ変するにはまだ早いんだけど。
恵那「（…大丈夫かな、このシム。なんか…思ってたより人間っぽいところあるのかも）」
さて、今日二人でシグワース家に来てもらったのは、StrangerVilleに関する更なる有力な情報をディランさんやジェスさんから聞き出すためです。
さっそく二人に話しかけてみましょう。
恵那「（…あ、ディランくん…）」
恵那「・・・！」
まさかの夫婦でいちゃついている現場に突入してしまった模様…！
こ、これは…なんとタイミングの悪い
心が痛い…
恵那「（…嘘でしょ。一番見たくないものいきなり見せられちゃったよ…。）」
恵那「（…泣きそう。）」
恵那…
まさか初っ端、夫婦の誘惑の現場に立ち会うことになるとは…
元カノプレイ、いきなり過酷です。
しかし恵那は負けません。
恵那「こんにちは、ディランさん、ジェスさん。先日のフルーツケーキのお返しにと思って、今日はクッキーを焼いてきたんです。」
ジェス「そうなの？どうもありがとう！」
ディラン「ありがとう、臼井さん。さっそくいただこうかな…」
恵那「（あ、ディラン君がこっちに来る。隣の席、座ってくれるのかな。）」
さっきあんな場面を見てしまっても、ついドキドキして期待してしまう恵那。
分かるよ、その気持ち。
しかしディラン君はジェスさんに投げキッス…！
く、くぅぅぅぅ…！
容赦ないぜ、ディランさんは…！
だが、これぞ私がやりたかった元カノプレイ…！
きっと一部の人にしか理解されないドМプレイ…！
この心がギュッとなる感じが…！たまらん…！
さて宗一郎もやってきたので、本題とまいりましょうか。
StrangerVilleや奇病について、まずはジェスさんに聞いてみます。
宗一郎「この町に引っ越してきてまだ全然慣れないけど、お隣さんがシグワース家のお二人で本当によかったな。」
ジェス「あらそうなの？それは嬉しいわ。でもどうして？」
宗一郎「うーん…こんなこと言っていいのか分からないけど、この町って少し変わった雰囲気があるような気がするんですよね。」
ジェス「・・・・・・・・・」
ジェス「…そう？何の変哲もない普通の町だと思うけど。」
恵那「…でも、町中でたまに見かけますよ。おかしな動きをするシム。」
恵那「…あのシム達は、一体どうしちゃったんでしょう…？見かけると、ちょっと怖くて。」
ジェス「・・・・・・・・・」
ジェス「恵那さん、気にし過ぎよ。確かにたまに変な動きをしているシムを見かけることはあるけど、慣れれば気にならなくなるわ。」
恵那「・・・・・・・・・」
恵那「（…ジェスさん、なんだかこの奇病に関する話をしたくなさそう。ジェスさんも、やっぱりこの町の一員なんだ。隠そうとしてる。）」
恵那「（…ん？）」
恵那「（…なんだろう…左隣に、何か気配が…）」
恵那が誰かの気配に気が付いた様子。
そう、この女の子はシグワース家の娘さん、クリスティちゃん。
ジェスさんとディランさんの間には一人娘がおられるのです。
つまり、ディランさんは小学生の子持ちなのです。
何度も言います。
ディランさんには小学生の娘さんがいらっしゃるのです…！
恵那「（あ、やっぱり気のせいだったみたい。もう気配はしない。小学生くらいの女の子なんて、私の気のせいだったんだ。）」
見なかったことにする恵那ちゃん。
受け入れがたいよね…
まさかディラン君、結婚しているだけではなくて小学生の子供までいるなんて…
はぁぁ心がチクチクするぅぅ
恵那「（…いや、やっぱりここに存在する。小学生の女の子が私の目の前に存在する…この子って…やっぱり…）」
そうだよ、ディランさんの娘さんだよ
どうする？恵那、自己紹介しとく…？
さすがに今回恵那にとって辛いものを目撃しすぎかな？
そんな無理する必要はないよね
やめておこうか…
と思ったら、自律で娘さんに話しかける宗一郎
貴様…！
恵那の気持ちも知らないで、やりたい放題やりやがって…！
3人で楽し気に話し始めちゃってますもの
宗一郎さん、さすが諜報員なだけあってコミュ力高男なんだから
そんなことよりこの画面見てくださいよ。
宗一郎、ジェス、クリスティの3人でお話
と、言うことはだよ
そう、こうなんです！
気が付いたら自律で二人で会話を始めていました。
おいおい大胆だなぁ…奥さんも子供もいる目の前でさ。
どっちから話しかけたのかな。
二人で話しているからと言って手は出せません。
奥さんもいるし、偽装夫婦とはいえ旦那も目の前にいますから。
だから当たり障りのない話をしてるんだろうね…
ディランさんももちろん恵那だってことは分かっていると思うので、内心どんな感じなのかな。
奥さんに恵那の正体を明かしているとも思えないので、少しはドキドキしているのでしょう
か…？
しかしその後ジェスさんも会話に加わり、3人でおしゃべり。
まぁこうなっちゃうよね
ああ～…しっかし、しんどいなぁ～…
大好きな初恋の元カレと二人で話せていたと思ったら、奥さんが加わってきてさ…
仕方ないことだし、好きだと思っているのは自分だけだから、ディラン君も奥さんも悪くないんだよね…
だからなおのこと辛いというかさ。
でね
この時のディラン君がしんどいMAXでして。
こんな感じで3人で話しているのにディランさんが恵那のこと見つめてきてさ
見てくださいよ、この目線
真剣なまなざし…こんな顔で見てくるもんだから、ドキドキするじゃないですか
奥さんの目の前でそんな風に恵那のこと見ちゃって大丈夫？？？
恵那「（…ディラン君…どうしたの？そんな顔で、見ないでほしい…）」
ディラン「・・・・・・・・・」
なんだか通じ合っているような二人…
いや通じ合っちゃダメなんだけど、こういうシーンを見ると切なくなっちゃう…
と感傷に浸っていたら、次の瞬間ディランくん、ジェスさんを誘惑…！
は、はぁぁぁぁぁ～～～～？？？？？？
恵那も顔が引きつっちゃいます
恵那「（・・・・・・なんなの、これ）」
さっきまで真剣な表情で恵那のことを見ていたと思ったら、次の瞬間ジェスさんを誘惑。おいおいおいおい…
その後、恵那でディラン君をクリックしたら、コマンド1ページ目に「SimRayで凍らせる」があって笑った。
ヤる気満々じゃないですか
いやでもこれ、あるあるですよね。
元カレのことが気になっているのは自分だけで、相手はもう何も思っていないのに、ちょっとしたことで勝手に期待してしまうやつ。
そんで相手に気持ちがないことを目の当たりにして、勝手に傷つくやつ。
んもぉ～
辛さが青天井です
そんな元カノプレイの醍醐味を味わいながら、次回に続きます
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