【私はストレンジャー#8】食い違う将来の夢

2021/05/30

私はストレンジャー

t f B! P L
※デフォシムの過去を捏造しています。苦手な方は閲覧ご注意ください。※


前回、ディラン君とデートに行ったものの彼の機嫌が悪く、楽しく過ごせなかった恵那でした。




お母さん「ちょっといい、恵那?」
恵那「…ん、なに?」
お母さん「あなた、進路どうするの?」
恵那「なによ、急に。」



お母さん「急じゃないでしょ。もう高校2年なんだから、何かしら考えないと。」
恵那「…分かってるって。考えてるよ。」
お母さん「それならいいんだけど。」


恵那「(…進路…。やばい、何も考えてない。)」



恵那のお母さんから進路について聞かれてしまいました。
このお話では日本の教育制度の設定で考えていますので、大学受験もありますし受験制度も日本式です。

そして恵那は高校2年生。
そろそろ自分の進路や受験についても考えないといけない時期になってきました。



翌日


恵那「(進路か…将来、何の仕事に就きたいかってことだよね。…正直何も想像できないよ。)」

恵那「(何かやりたいことがあれば別なんだろうけど、私が好きなものってゲームだけだし。でも、ゲームを作りたいわけじゃなくて、遊ぶのが好きなだけだし。)」



恵那「(…私がしたいこと、私がなりたいもの…)」


恵那「私、ディラン君のお嫁さんになりたいな。」


恵那「(…だめかな。すぐに結婚は無理でも、ディラン君とずっと一緒にいたいから同じ大学に行って同じ会社に勤めて職場恋愛もして…これ結構よくない?)」

恵那「(それで結婚してお嫁さんになって、一生添い遂げるの。)」


恵那「(私のしたいことって、これかも…!)」




そんなことを考えていると、玄関のドアをたたく音が。


ディラン君です!

前回家の近くで会った時はランダムスポーンしただけでしたが、今回はちゃんと自宅を訪ねてくれた模様。



恵那「(ディラン君のこと考えてたら、本人が来てくれた!すごい!私たち、やっぱり運命の相手なのかも。)」


ディラン「恵那?どうした?」
恵那「あ!ごめん!なんでもない!私の部屋、行こっか」



恵那「(…将来の夢。ディラン君のお嫁さん。ディラン君に言ったらなんて思われるだろう。でも、ディラン君だって私のこと好きなんだもん。きっと喜んでくれるはず。)」


ディラン「…でさ、成績今のままだと難しいって、担任に言われちった。」
恵那「そうだったんだ。」




ディラン「フォックスベリー大学行きたいんだけどな。まだまだ勉強しないとだめだな…。」

恵那「ディラン君の成績でも難しいんだね…てか、フォックスベリー受けるの?」

ディラン「うん、そうだよ。」

恵那「…なんで?他にも大学あるじゃん。」



恵那「Britechesterにも理系学部あるし、そっちじゃダメなの?」

ディラン「出来れば高等学部に入りたいんだよね。それで科学者を目指したい。だからフォックスベリー一択なの。」

恵那「そうなんだ…(フォックスベリーの高等学部って…私の成績じゃ100%無理…)」




ディラン「恵那は?進路、どうするつもり?」
恵那「わ、私は…」

恵那「(これは今言うしかない…!ディラン君に一緒の大学行きたいって言ってみよう)」



恵那「私もフォックスベリーに行きたいなって思ってる。」
ディラン「え!?そうなの!?」


ディラン「でも、恵那の成績…」

恵那「うっ…そうだけど。まだ時間はあるし、これから死ぬ気で勉強するつもり。」

ディラン「そっか。でもなんでフォックスベリーなの?どこの学部?」

恵那「えっと、それは…」



恵那「ディラン君がフォックスベリーに入りたいって言うから。私も同じ大学に入りたいなって思って。だから学部はどこでもいいの。」

ディラン「・・・・・・・・・」



ディラン「…それ、本気で言ってる?」

恵那「え?」

ディラン「自分の将来のことだぞ?そんな理由で大学や学部決めるなよ。」



恵那「(そんな理由って…!なんで?好きだから一緒にいたいって思うのは駄目なことなの?)」


ディラン「子供じゃないんだからさ。ちゃんと考えないと。」

恵那「か、考えてるよ!今のは考えた結果だよ!」




恵那「卒業した後もディラン君と同じ学校に通いたいからだよ!?それの何がいけないの!?高校卒業して別々の大学に入ったら、今みたいに会えなくなるんだよ!?だから、大学も一緒のところに…」



ディラン「…それがおかしいって言ってるの。恋愛が一番じゃないだろ。将来何になりたいか、どういう仕事に就きたいか考えるべきだろ。」

恵那「考えてるもん!私、私は…!」




恵那「て、ていうかさ…ディラン君、私のこと、もうどうでもよくなったんでしょ。」

ディラン「は?いきなり何言ってるの?」




恵那「だって、最近ずっと機嫌悪そうだし、私と話しててもすぐスマホいじるし。」

ディラン「それは恵那とは関係ないって言っただろ?」

恵那「そうだけど…本当はそうじゃないんでしょ!?」

ディラン「・・・・・・・・・はぁ。」





ディラン「もういい。今日は帰る。」

恵那「あ、ディラン君…」


ディラン「・・・・・・・・・」



ディラン君と思いがけず言い合いになってしまいました。
前回からずっとディラン君とうまくいっていないと感じたいたため、余計なことまで言ってしまう始末。

そして二人には将来の展望にズレがあるようです。
この溝を埋めることは出来るのでしょうか…。



ちなみに本当に自律で言い合いをしてしまって、「不快な会話」にまでなってしまいました。友好ゲージも恋愛ゲージもがん下がりしています。
ちょうど恵那に「意地悪したい」お年頃が来ていたため自律で意地悪アクションをとってしまい、そこからお互いに止まらなくなってしまいました…

二人は仲直り出来るかな…
不安ではありますが、次回に続きます


ランキング参加中です。こちらのバナー押して応援していただけると嬉しいです!
にほんブログ村 ゲームブログ ザ・シムズシリーズへ
にほんブログ村

このブログを検索

プロフィール

このサイトはシムズ4のファンブログです。サイト内のテキストや画像の無断転載は禁止しています。
にほんブログ村様のランキングに参加しています。もしよろしければ応援お願いします!

にほんブログ村 ゲームブログ ザ・シムズシリーズへ
にほんブログ村

ブログ アーカイブ

ブログ移転のお知らせ

QooQ