※デフォシムにかなり喋らせています。苦手な方は閲覧ご注意ください※
パカア「…久しぶりだよね、ここも。」
リリィ「そうね。一緒に暮らしてからは、初めて来たんじゃないかしら。」
パカア「リリィ、覚えてる?ここでよくデートしたこと」
リリィ「もちろん。ここの近くの難破船に住んでたんだものね。初めて聞いた時は驚いちゃった。」
パカア「懐かしいな。リリィが僕に靴をプレゼントしてくれたのもここだった。」
パカア「…再会した時も。」
リリィ「私たちにとって、何か節目の時はいつもこの場所よね。」
パカア「うん…」
パカア「僕さ、一目惚れだったんだよ。」
リリィ「え、そうなの?初めて聞いた。」
パカア「ここの近くのビーチで初めて会った時、あまりにリリィが綺麗だったから見惚れちゃったんだ。なんか輝いてるように見えたし。」
リリィ「セレブだもの。オーラが出ちゃってるのよ。」
パカア「そうかな?分からないけど、もう一度会った時今回は声をかけなくちゃって思った。それに、昔から知ってるような懐かしい感じもして。」
リリィ「…そう。実は私もそれ、感じてたの。なんでかしらね。懐かしい感じ。」
パカア「不思議だよね。」
パカア「僕、海からスラニ島に来て人間の友達をたくさんつくりたいって思ってた。」
パカア「色んなシムに出会って楽しい時間を過ごしてきたけど、恋をするっていうのがよく分かってなかった。」
パカア「でもリリィと出会って、恋をするってこういうことなんだって分かった気がする。」
リリィ「なに、いきなり。」
パカア「顔を見るだけで目が離せなくて、近くにいるとドキドキして、心臓の音が聴こえちゃうんじゃないかって心配になって余計ドキドキして。」
パカア「でもそれだけじゃない。好きな人のために何かしたいって思うことも。」
パカア「僕に全部教えてくれたのはリリィだよ。」
リリィ「…照れるよ。」
パカア「素直になったね。」
リリィ「…そうよ。前にも話したけど、私変わったもの。」
リリィ「パカアと出会って、私もパカアのために何かしたいって思うようになったの。それに…番組撮影も通じて、パカアのことたくさん考えて、どうしたらいいのかって自分なりに答えを出そうと思った。」
リリィ「…あの時離れてたけど、ずっとあなたのこと思ってたのよ。」
リリィ「だからちゃんと自分の気持ちに素直にならなきゃって思うようにもなった。」
パカア「ほんとに?」
リリィ「え?」
パカア「再会してからはなかなか好きって言ってくれなかったじゃん。」
リリィ「そ、それは…」
パカア「…ううん、今更そんなこといっか」
パカア「あのね、リリィ」
パカア「僕、リリィとずっと一緒にいたい。」
パカア「…だから」
パカア「僕と結婚してください。」
リリィ「えっ」
リリィ「え、うそ、え、ほ、ほんとに…?」
パカア「受け取ってくれますか?」
リリィ「もちろん!当り前じゃない!」
リリィ「…夢みたい。」
パカア「…わっ」
リリィ「こういうの憧れてた。」
パカア「ほんとに?」
リリィ「好き」
パカア「僕も」
それでは次回に続きます
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