前回、ついに番組の撮影がスタートしリリィの大学生活も始まりました
さて、2学期の講座はこのようになっております。
先にプレゼンをやっつけて、課題は随時進めるようにしましょう
夜遅く、寮のベランダで一人黙々とプレゼンの準備を進めます
ちなみに大学生活を一緒に送っている撮影隊シム達もプレゼンが課題の講座だったため、反対側のベランダで一斉に片付けようと指示を出していました
プレゼンの準備が終わり、休憩も兼ねて朝ごはんを食べています。
1学期、かなり飛ばして課題をこなしたりしていたのもあって少しお疲れの様子
でも疲れている暇はありません
2学期では大学の課題の他に歌唱トレーニングの時間も取らないといけないのです。
これは番組から出された課題。
仕事ですのできちんとこなさなければなりません。
授業が始まる前に課題を片付けて
合間を見て歌唱トレーニングに励みます
リリィは歌が好きなはずなのに、この表情
これはだいぶ疲れがたまってきていますね…
彼女はリリィ専属(という設定)のメイクさんです。
この番組の撮影にも付きっ切りで傍にいてくれています。
唯一の同性、そして以前から専属のメイクとのこともあってこの撮影隊ではリリィのメンタルケアの役割も兼ねているのでした。
リリィが疲れてイライラしているのを察して、話しかけてくれているようです。
メイク「リリィ大丈夫?最近顔が疲れているみたいだけど。」
リリィ「……ううん、全然大丈夫じゃないわ。最近ほとんど寝れていないの。」
メイク「仕事だから仕方ないところもあるけど、ちゃんとご飯も食べて寝ないと体調崩すわよ?そしたら元も子もないじゃない。」
リリィ「分かってるけど…課題も多いし、歌唱トレーニングもしなきゃで時間が足りないんだもの…それに、思った以上に1日中カメラが付きっ切りなのはキツイわね…なかなか一人になれないし」
メイク「なるほどね…カメラに関しては仕事だから仕方ないと思うけど。でも他の課題なんかに関しては、もう少し落ち着いて取り組んだらどう?」
リリィ「…落ち着く?」
リリィ「落ち着くってどういうこと?手を抜けってこと?課題も仕事のうちよ」
メイク「少し焦ってるように見えただけよ…手を抜けなんて言ったつもりはないわ。気を悪くしたならごめんなさい。そろそろ行くわね。何かあったらすぐ相談してね。」
リリィ「・・・・・・・・・」
リリィ「(…私が焦ってるように見える?そうに決まってるでしょ。なんのためにこの番組の仕事を受けたのか…必ず成功させないと)」
リリィ「・・・・・・・・・」
ディレクター「…リリィさん、インタビューの方始めさせていただきます…リリィさん?いいですか?」
リリィ「…あ!す、すみません。ちょっとボーっとしちゃって…」
ディレクター「大丈夫ですか?少し疲れがたまってきちゃった?」
リリィ「いえ!大丈夫です」
ディレクター「正直に話してもらって大丈夫ですよ。その方がリアリティがあっていいですから。多少本音で話してもらっても後で編集します。」
リリィ「はぁ……」
リリィ「…だんだん時間に追われているようになってきた気がします。課題の量は1学期と変わっていないはずなのに、今期はなんだか疲れてきてしまって。」
ディレクター「そうですね、実際歌唱トレーニングの方も始めましたから。1学期の頃よりも課題やトレーニングの時間が多くなったかもしれません。」
ディレクター「だんだんしんどくなってきた?」
リリィ「・・・・・・・・・」
リリィには頑張ってもらったので、2学期も全てA+の成績を収めることが出来ました。
よく頑張ったね!
お疲れ様です!
リリィ「(…パカア…どうしてるかな。)」
リリィ「(……会いたいな……)」
リリィ「・・・・・・・・・」
リリィ「(…だめ。こんな弱い私、パカアに知られたくないし……それに、別れたんだから…)」
リリィ「・・・・・・・・・」
リリィ「(…でも…パカアに会いたい……パカアの声が聞きたい…)」
次回に続きます
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