この日リリィは所属事務所のオフィスに訪れました
リリィ「アンナ社長。今日はお話したいことがあって。」
アンナ「…また歌の話?何度も言うけど、今の状況じゃ歌手デビューは無理よ。」
リリィ「……分かってますよ。でも、私いつかは歌いたいんです。今のままモデルだけを続けていられないと思うし。歌手の方が年をとっても続けられるでしょ?」
アンナ「…あのねぇ、そういう問題じゃないのよ。そんな打算的な理由でうまくいくはずないことぐらい分かるわよね。」
アンナ「ちゃんとあなたがやりたいっていう思いは分かっているから。頃合いが良くなったらちゃんとデビューできるように取り計らうわよ。」
アンナ「それまでは待ってなさい。いつデビューの話が来てもいいように、練習はきちんとやっておくのよ。」
リリィ「……はい。」
アンナ「今日は撮影に来たんでしょ。早く行ってきなさい。」
リリィ「お待たせしました!撮影の方、よろしくお願いしまーす!」
リリィ「(結局社長にまた話流されちゃった。いつもそう。真剣に取り合ってくれない。)」
リリィ「(歌手デビューが難しいことは分かってる。けど、私ピアノと歌には自信があるもの。私だったら絶対に成功できる。なんでそれが分からないのかしら。)」
リリィ「(いつか絶対歌手になってやる。何をしたって構わない。それまで諦めないわよ。)」
ある日
リリィ「(…また来ちゃった。でも、パカアはいないみたい…)」
パカア「リリィ!」
パカア「来てくれたんだ!」
リリィ「…まぁね。」
パカア「今日はどうする?何の話する?」
リリィ「別に話したいことなんてないけど…」
パカア「じゃあ僕の話聞いて!あのね…」
リリィ「……(パカアはいつも明るくて楽しそう。…少しうらやましいな。)
リリィ「(話して満足したらすぐ海に向かうし。)」
リリィ「(本当に自由。)」
リリィ「(…パカアに歌のこと話したら、なんて言うのかな)」
リリィ「・・・・・・・・・」
リリィ「(パカアは私と一緒にいると楽しいって、よくそう言ってくれる。)」
リリィ「(…私も、多分おそらくきっとそう。多分。その可能性もあるって程度だけど)」
リリィ「(それに笑った顔がすごくかわいい。私ほどじゃないけど、きれいな顔立ちしてるし)」
プレイヤー、もう我慢ならねぇ
もう口説かせてくれ
リリィ「ねぇ、パカアって恋人いるの?」
パカア「恋人?ううん、いないよ。リリィは?」
リリィ「…いないわよ。仕事で忙しいもの。」
リリィ「…でも、パカアはモテそうだよね。すごく美人だと思うから。」
パカア「本当に?」
パカア「リリィにそんなこと言われるなんて嬉しいな。」
「外見を褒める」を指示してみました
パカアくん、受け入れてくれた模様…!
リリィ、どんどんいくぞ…!
リリィ「…私、パカアと一緒にいると楽しいかもなって思う時も、たまにあるのよ。本当にたまにだけど」
パカア「そうなんだ。僕もリリィと一緒にいると楽しいよ。」
お次は「口説き文句」を指示
海から上がってもう一度「外見を褒める」
このあたりでパカアくんとの間に恋愛ゲージが出ました
ばんばんリリィから恋愛アクション打ってるよ…!
どう?パカアくん…!
そろそろパカアくんから自律恋愛アクションが合ってもいい頃合いだと思うんだけど…!?
パカアくんは誘惑的になるものの、恋愛アクション一切してこない…!
あ、あれれ~…?お、おかしいぞ~…
パカアくんどう?この子どう?
「完璧主義」「クリエイティブ」「高慢ちき」がついていて、パカアくんと相性がいいはずだとプレイヤーは考えているんだけど、どう?
うわっ…その顔かっこよ…
いやそれはよくて、そろそろ自律恋愛してもいいんだよ…?
あっ、パッ、パ……
パカアくん……
海に行っちゃった……
結構長いこと会話を続けさせたのでしたが、パカアくんから誘惑アクションが起きませんでした…!
うわぁ~まじか~…
どうするよ、リリィさん
プレイヤーは、恋愛ゲージがついて誘惑的になったらばんばんパカアくんから恋愛アクションが起こると思っていたんだけど…
パカアくん全然誘惑アクション起こしてくれないのですが…!
想定と全然違うのですが…!
思ってたんと違うのですが…!
こ、これはやばい……
危惧していた、もしかしたら相性が良くないパターンになってしまったのか…?
どうしよう、リリィ、どうしよう…
と、いうところでプレイを一時中断しました。
果たしてパカアくんとリリィの相性は良かったのか
パカアくんはリリィに自律恋愛アクションをばんばんしてくれるようになるのか
不安でいっぱいなのですが次回に続きます…!
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