【魔法使い0円生活#29】レイラの思惑

2021/01/23

魔法使い0円生活

t f B! P L

※妄想ストーリー回です※
※シムズ4というゲームの中での妄想のお話です。現実とは一切関係ございません※
※デフォシムにかなり喋らせております※
以上苦手な方は閲覧ご注意ください。



私の名前はレイラ・キャンベル。魔法使い。

私には恋人がいる。



とてもかっこよくて美しくて自慢の彼氏。
モーギン先生。



モーギン先生は私の彼氏でもあるけど、師匠でもあるの。

そう、私原始魔法の賢者で師匠である先生と秘密のお付き合いをしているんだ。
周りのみんなには秘密。だってバレたら大変だもん。
色んな女に嫉妬されて、きっと私いじめられちゃう。



でもそんな私を見て、先生はきっと私を守ってくれるんだろうな。




先生の行くところ、話す相手、何をしているか、
私には全部分かるの。
魔法使いだからじゃないよ、これを使っているの。



そう、盗聴器。
これってすごく便利なのよ。
ハグするだけで洋服の隙間に忍び込ませることが出来るんだから。



この盗聴器を毎日聞いてね、先生が何をしているのか確認するの。
浮気は許さないから。恋人は私だけだから。
どこで何をしているのか、これで全部教えてもらうんだ。



本当この盗聴器、先生につけておいてよかった。
先生に寄り付く女をすぐにチェックできるもの。


私が今一番ウザいな、って思っているのはコイツ。



大麦凪子
先生の元弟子で、私の兄弟子にあたるのよね。

でもそんなの関係ない。



先生が迷惑しているの分かってないのかしら。
いつも先生に付きまとって色目使って、本当に嫌な女。




今も先生とずっと話してる。



どうして先生はあんな女の家になんか行くの?
どうして私の家には来てくれないの?



…ん?先生の行きたい場所?

そんなの決まってるわよ、私の家でしょ。
本当に行きたいからこそ最後のデザートに取っておいているのよね。



…え?ニホン…?どこよ、そこ
……凪子の方も何か分かっている様子じゃない…


なんなの…なんなのよ…



レイラ「・・・・・・・・・・・・」


アイツがいる限り先生を独り占めすることは出来ないの?
そんなことないよね、先生は私の物だもん

でも先生は私の家には来てくれないし、遊びに誘ってもくれない





それはきっと私のことを大事に思ってくれているからなんだわ
でももう我慢なんかしなくていいのに



いつだって準備万端なのよ。先生が「一緒に住もう」って言ってくれたらその瞬間から先生が引っ越してきても大丈夫なように、部屋は整えてあるの



もうそろそろデザートの順番よね




レイラ宅の地下室




レイラ「……先生」





モーギン「………ここは…」




レイラ「先生、私嬉しいです。一緒に暮らそうって言ってくれて。前々から準備しておいてよかった。」
モーギン「レイラ…?何を言っているんだ…?」




レイラ「先生の好きな本たくさん揃えましたよ。どんなジャンルだって読めるように色々と買ったんです。ほら、こっちにはパソコンも用意したんですよ。先生、実はゲーム好きですもんね。本当意外だなぁ、かわいい」



モーギン「レイラ。ここはどこなんだ?」



レイラ「あ、もしかしてお腹空いてます?私に任せてください。先生の好きな食べ物、フルーツ&ヨーグルトですよね。ふふ、本当先生って甘い物好きなんですね。」
モーギン「レイラ…!」
レイラ「ちょっと待っててくださいね。今作ってきますので」





モーギン「(…どうなってるんだ、これは…。)」




モーギン「(凪子の家に遊びに行って、夜遅くに家を出たんだ…)」



モーギン「(外に出ると、道にレイラが立っていて)」








モーギン「(それから…。覚えていない…あの後、ここに連れてこられたってことなのか…?)」




モーギン「……(鍵がかかっている。閉じ込められた…?)」




レイラ「先生、お待たせしました。一緒に食べましょう。」



モーギン「やめてくれ。それよりここから出してくれ。なぜ鍵をしめているんだ?私を閉じ込めるつもりなのか?」



レイラ「閉じ込めるだなんて、そんな乱暴なことするわけないでしょう。先生とここで一緒に暮らすんです。」
モーギン「何を馬鹿なことを言って…」
レイラ「馬鹿なことじゃないですよ。私たち彼氏彼女じゃないですか。同棲なんて今時普通ですよ。」



モーギン「彼氏彼女…?いつからそんなことになったんだ。」



レイラ「3か月前から付き合っているじゃないですか。とぼけちゃって、嫌だなぁ。私たち付き合ってますよね?恋人同士ですよね?恥ずかしがらなくていいんですよ。私は先生の彼女なんだから。先生は私の彼氏ですよね?そうですよね?」
モーギン「………」




モーギン「(レイラ…少し変わった子だとは思っていたけどここまでとは…。それよりどうやってここから脱出するかだ。鍵は締まっているし、鍵の場所も分からない。……そうなったらあれしかないな。)」



モーギン「(……レイラは寝たか。1日中傍にいるから今しかチャンスがない。よし、実用魔法を練習してトランステレポートを習得しよう。)」


ある日


またあの女が来た。

昨日も来たけど、モーギン先生の手がかりを知りたいらしい。
馬鹿な女。この地下に先生がいるなんて思いもよらないんだろうな。

ふふ、私の勝ち
私だけが先生の居場所を知っているの



先生が行きたい場所?そんなの当然知ってるわよ、ニホンでしょ。
この女に話してたものね。腹が立つわ…でも、私だって知っているんだから。

あなたが知っている先生のことは、私だって全部知っているのよ





モーギン「(……誰か来ているのか。ちょうどいい。しばらくはこっちに来ないだろう。今のうちに実用魔法を練習しよう。)」








モーギン「(よし!トランステレポートを覚えた。あとは頃合いを見計らって脱出するだけだ。)」







レイラ「…先生、私、先生のこと大好きです。こうやって一緒に居られて本当に幸せ。ずっと一緒に暮らしたいって待ってたんだから。」
モーギン「………」



レイラ「先生は私のこと好き?ねぇ、好きだよね?」
モーギン「………」



レイラ「ふふ、照れちゃってかわいいんだから。そういう素直じゃないところも好き。」
モーギン「………」



レイラ「ねぇ、明日は何する?先生本読んでばかりでつまんないんだもん。私に構ってほしいな。何か一緒に出来ることしようよ。」
モーギン「………」





レイラ「……。……そういえば今日もまた凪子さんが来たよ。先生がどこ行ったか知りたがってた。バカだよね、ここにいるのに。そうそう、昨日凪子さんにも教えてあげたんだ。先生と私が付き合っていること。」
モーギン「………」



レイラ「そしたら驚いていたけど、私のこと心配してくれたの。それに先生のこともひどいって言ってたよ、付き合いたてなのに何の連絡もしないなんてありえないって。」
モーギン「………」



レイラ「凪子さんて本当に優しいシムなんだね。私てっきり先生のこと好きなんだって思ってたけど、私が先生の彼女だって分かったら心配してくれるんだもん。本当、優しいシム。」




モーギン「……そうだね、凪子は優しい人だよ。」




レイラ「・・・・・・・・・」





なにあれ、散々私の話は無視しておいてあの女の話には食いつくのね
本当にいらいらする


でも、そんなことで怒ってたらダメよね。
せっかく先生が傍にいるんだもの。

これからずっと





死ぬまで私たちはずっと一緒




白状します


この超展開なのですが、ソノチューブ.さんの「推しのいる生活」の影響をもろに受けております。
以前「ゲーム実況者ソノチューブ.さんについてただ語るだけの記事」でご紹介したのですが、プレイヤー本当にこの「推しのいる生活」が大好きで。

ちょうどこの「魔法使い0円生活」をプレイしている時に「推しのいる生活」を視聴していたんですよね。それで思ったことが


プレイヤー「私もモーギン監禁してみよ」



というわけで…


プレイヤー自身の分身シムを作ってモーギンを監禁するというプレイをしてみたんです。
プレイしてみたはいいものの収拾がつかなくなり、凪子の魔法使い0円生活と絡めてみたんですよね。


しかしブログに書くにあたり、使えそうなスクショがなく…

なので、レイラというシムを作って新たに撮影し直した、というわけです。



こんな超展開にも関わらずお付き合いいただいて本当に感謝しかないです。
ありがとうございます…!


まだ少々続きますが、お付き合いいただけますと嬉しいです。


それでは次回に続きます




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