【農家のお姫様(嘘)#17】巨大作物とエミリーの夢

2021/09/12

農家のお姫様(嘘)

t f B! P L
※デフォシムに喋らせています。※
以上苦手な方は閲覧ご注意ください。


前回ワトソン家にお邪魔した時に家族関係を修復しようとしている夫婦の姿に遭遇し、トーマスさんとエミリーの今後の関係をどう進めていくか悩みに悩みまくるプレイヤー。
この件に関しては今深く考えることはやめて、別のことに目を向けることにしました。

ということで今回はこちら



巨大作物フェアに参加します!


いやでもね、正直自信ないんですよ


分かりにくい画像で申し訳ないのですが、今エミリーの畑で育っている巨大作物のスイカとカボチャとキノコ、このくらいの大きさなんですよね

先ほどのフェア情報のキノコなんてバカでかいじゃないですか

あれと比べるととてもじゃないけど優勝は狙えなさそうですし、入賞すら怪しいかも



とは言っても参加するのはタダなんで
エミリー自身もトーマスさんのことをあまり考えたくないでしょうし、気分転換も兼ねて参加することにしました



一番重さがあって品質も良さげなこちらのかぼちゃでエントリー

こうやって台に乗せてみると結構大きくない?
これはワンチャン優勝狙えるかも…



・・・ん?


とととトーマスさん…!


今一番会いたくない人…!
まさかこの巨大作物コンテストに参加されるなんて…!

ていうか正直に言うと彼のデフォ設定(作物の大きさこそが成功の証と思っているそうです。)については知っているのですが、まさか本当に参加されるとは思ってませんでした。


しかもめちゃくちゃでかいカボチャでエントリーされるっていう
カボチャ(巨大)って書いてありますよ、品質も極上だし


これもうエミリー負け確じゃないですか


入賞すら怪しくなり、さらには今一番会いたくないトーマスさんまで来るという気まずさMAXの展開ですが、せっかくなのでトーマスさんに声をかけてみましょうか
話しかけないのも逆に気まずいからね



エミリー「トーマスさんも巨大作物コンテストにエントリーしたのね!」
トーマス「ああ、俺はこのコンテストに命かけてるからな。」
エミリー「え、命?」
トーマス「さすがにそれは大げさか。でも毎回優勝を狙ってる。」



エミリー「そうだったの。知らなかったわ。」
トーマス「家の連中には馬鹿にされているけどな。野菜をとにかく大きく育てて競い合うなんてくだらないって。」

エミリー「え?」

トーマス「まぁそりゃそうだよな。別に多額の賞金が貰えるわけでもないし、こんな田舎町の小さいコンテストだし…」



エミリー「確かにそうかもしれないわね。大きく育てれば育てる程、味は落ちてしまうもの。ただ大きさを競い合うなんてくだらないわよね。」

トーマス「・・・・・・はは。やっぱりエミリーもそう思うか。」


エミリー「でも私、自分でやってみて気付いたの。」


エミリー「こんなに大きなカボチャをここまで育てるのがどれだけ大変で時間がかかるか。それに正解がないから何をしていいかも分からない。試行錯誤するしかなかったわ。」

エミリー「だから私には分かる。トーマスさんがなぜ巨大作物の育成にのめりこむのか。」



エミリー「だって私もハマっちゃったんだもの!全然上手に育てられないから、逆に楽しくって。」

トーマス「エミリー…」




トーマス「…お前は本当に…」

エミリー「え?なに?」



トーマス「いや…損な性格してるよな。」

エミリー「・・・・・・え?」

トーマス「お前は俺のやっていることを理解できるって言いたかったんだろ?でも、最初に「くだらない」なんて否定から入ってさ。」

エミリー「う、うん・・・」



トーマス「相手がその部分しか聞かなかったら、誤解を生むだろうなって思ったんだ。」

エミリー「・・・・・・・・・」

トーマス「まぁいいか。それよりありがとな。俺の生きがいを分かってくれて。」

トーマス「お前もエントリーしてるんだろ?負けないからな。」


エミリー「・・・・・・・・・うん。」




こんな感じの会話を妄想しているとあっという間にコンテストが終了
結果が発表されました




エミリーの巨大カボチャは3位に入賞!
おめでとうございます!



こちらが3位入賞のリボンです

でもやっぱり1位はとれませんでしたね~
きっとトーマスさんのカボチャが1位だったんだろうなぁ
あんなに大きかったんだもん
これは負けを認めざるを得ませんね。



翌日



朝から何かを料理するエミリー

彼女が作ったのは…




こちらのパイ




そして誰かを家に呼びだしたようです






エミリー「トーマスさん!おめでとう!」
トーマス「急になんだよ。」
エミリー「昨日の巨大作物のコンテストよ!1位入賞だったんでしょう?すごいわ!」



エミリー「それで今日はお祝いをしようと思って。」
トーマス「お祝い?」
エミリー「トーマスさんは1位入賞、エミリーは3位入賞。二人とも日頃の努力が報われたって感じがしない?」

エミリー「だから二人でお祝いしたいなって思ったの!」

エミリー「さ、こっちに来て。」




エミリー「パイを焼いたの。一緒に食べましょう。」






エミリー「あらためましておめでとう、トーマスさん。」
トーマス「エミリーもおめでとう。」

トーマス「お前のカボチャ、大きさはそこそこだったけど品質は結構良さそうだったもんな。色々研究していることが分かったよ。」
エミリー「そんなことないわ。トーマスさんのアドバイスのおかげよ。」
トーマス「ああ、肥料のことか。ちゃんとやったんだな。」



トーマス「このパイもうまいよ。ていうかパイのコンテストもあるんだからそれに出せばいいのに。」
エミリー「そうなんだけど…色々やってたらつい忘れちゃうのよね。」(プレイヤーが)


エミリー「…それに、ちょっとやってみたいことが出来て…。」
トーマス「やってみたいこと?」


エミリー「・・・・・・・・・」



エミリー「パン屋さん」

トーマス「え?」

エミリー「…パン屋さん、やってみたいなって。」

トーマス「パン屋?」

エミリー「…うん。フィンチウィックでお店出せたらなって思ったの。私の焼いたパン、ヘンフォードのみんなに食べてもらえたら嬉しいなって…。」



トーマス「いいじゃないか、それ。」

エミリー「本当に?」

トーマス「ああ、エミリーのパンや焼き菓子本当に美味いからな。俺も色んな連中に食わせたいって思ってたよ。」

エミリー「そ、そんな…。そんな風に言ってもらえるなんて…自信はないんだけど。」



エミリー「…でもありがとう。いつになるか分からないけど、パン屋さんを開けるようにパン作りや資金集め、これから頑張ってみる。」
トーマス「ああ。応援してる。俺に出来ることがあったら構わず言ってくれ。」



ということで


前にチラッと「エミリーにパン焼きスキルを伸ばしてもらいたい」とお話したと思うのですが、それはエミリーでパン屋さんをやりたかったからなんですよね。
ちょっとずつですがパンや焼き菓子を作ってもらって、スキルを伸ばしておりました。

CottageLivingほぼ関係なくてすみません。
でもやりたくなっちゃったからさぁ~やることにしました。

まだスキルも全然ですし店を出すほどの資金もないのですが、いつかエミリーでパン屋を開業できるように頑張ろうと思いますので、見守っていただけますと嬉しいです。

それでは次回に続きます


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