※デフォシムに喋らせています。※
以上苦手な方は閲覧お控えいただけますようお願いいたします。
前回、自宅の前でキミ―と一緒にいるパカアくんを目撃し激怒したリリィ。
その足で何故か凪子の家に押し掛けたようです。
リリィ「ちょっと凪子!あなた知ってたの!?」
凪子「リリィちゃん落ち着いて。」
モーギン「…実家に帰るって言って出てきたんでしょ?なのになんでうちに?」
リリィ「出戻りなんて私のプライドが許さないのよ!」
リリィ「あなた達、パカアが浮気してたこと知ってたんじゃないの!?」
凪子「なんでそうなるの…ていうか、パカアくん浮気なんかしてないよ。」
リリィ「そんなの嘘!だって女がうちに来てたのよ!?それで浮気してないなんて無理があるわ!」
モーギン「その女ってキミ―って子だろう?」
モーギン「その子の話ならパカアから聞いてる。」
リリィ「…やっぱり!」
リリィ「パカア…!浮気していたなんて許せない!!」
凪子「リリィちゃん、違うんだってば。誤解だよ。」
モーギン「パカアに相談されたんだ。バイト先の同僚の女の子に付きまとわれているって。」
リリィ「…え?」
凪子「同じ時期に入った子なんだけど、急に抱き着かれそうになったり告白されたりしたんだって。結婚してることも話してるし、付き合えないし好きじゃないってハッキリ言ったって聞いたよ。」
リリィ「・・・・・・・・・」
凪子「だから浮気だなんて誤解なんだよ。」
リリィ「・・・・・・・・・」
リリィ「…でも、パカア…昔コモレビ山に旅行に行った時、凪子の外見褒めてたわよね…。」
凪子「それ今ぶり返す!?」
モーギン「パカアの話を聞いてると、少しストーカーじみているように思えたけどね。だから家にいたのも、女の子の方が一方的に押しかけたんじゃないかな。」
リリィ「・・・・・・・・・」
パカア「リリィ!いる!?」
凪子「パカアくんだ…!」
リリィ「・・・・・・・・・!」
モーギン「迎えに来たんじゃないか?」
リリィ「…あなた達、パカアに連絡したの!?」
モーギン「・・・・・・・・・」
パカア「リリィ!」
リリィ「…パカア。」
パカア「…よかった。」
パカア「誤解なんだ、リリィ。僕浮気なんかしてないよ。」
パカア「さっきいた子はバイト先の子で…」
リリィ「凪子達から聞いたわ。」
リリィ「…本当なの?」
パカア「本当だよ!勝手に付きまとわれて困っていたんだ。」
リリィ「・・・・・・・・・」
パカア「キミ―は帰らせたよ。ちゃんと怒ったし、もう来ないことを約束してもらった。」
パカア「ね、もう家に帰ろう。」
リリィ「・・・・・・・・・」
リリィ「…分かったわ。」
自宅――――――
パカア「…リリィ、本当に心配したんだ。」
リリィ「・・・・・・・・・」
パカア「僕の同僚のことで嫌な思いをさせてしまってごめん。」
リリィ「…私も、怒鳴ってごめんなさい。誤解なのよね?」
パカア「そうだよ。キミ―に勝手に好きだとか付き合ってほしいだとか言われて、ずっと困ってた。ちゃんと断ったのに、まさか家にまで来るなんて…」
リリィ「・・・・・・・・・」
パカア「…僕は浮気なんてしないよ。リリィのことしか愛せないもん。」
パカア「でも心配かけてごめん。こんなことになるなら、先にリリィに相談すればよかった。」
リリィ「…いいのよ。私も忙しくてあまり家にいられなかったし、パカアと話す時間も減ってた。」
リリィ「…ごめんね。」
ある日
リリィ「…お待たせ。」
パカア「リリィ…!」
パカア「ドレスすごく似合ってるよ。」
リリィ「ありがとう。」
リリィ「あなたがこんな素敵なドレスをプレゼントしてくれるなんて。」
パカア「気に入ってくれた?」
リリィ「ええ、もちろん。」
パカア「それじゃ行こうか。」
パカア「誕生日おめでとう。」
リリィ「ありがとう。」
リリィ「誕生日当日は時間を取れなくてごめんなさい。」
パカア「いいんだ。忙しいのにこうやって休みの日を貰ってきてくれて嬉しいよ。」
凪子「二人ともいらっしゃい!」
パカア「凪子、素敵なレストランだね。」
リリィ「…この間はごめんなさい。」
凪子「そんなのもういいよ。だから二人の記念日デートに私のレストランを選んでくれたんでしょ?こちらこそありがとう。」
凪子「それじゃ、どうぞごゆっくり。」
パカア「今日もリリィと過ごせて僕は本当に幸せ者だって思う。」
リリィ「それは私も。こんな素敵な夜を準備してくれるのが私の旦那様だなんて。」
パカア「これからもよろしくね、リリィ。」
リリィ「ええ、こちらこそ。」
無事誤解も解けて仲直り出来た二人。
これにてメロパカその後の二人編おしまいです。
3日間お付き合いいただきありがとうございました!
またメロパカで何かしたいことが見つかったらブログ更新したいと思いますので、その時には遊びに来ていただけると嬉しいです。
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